投資法人の運用体制
本投資法人は、資産運用および機関運営等を資産運用会社である東京ガス不動産投資顧問株式会社に委託しております。
資産運用会社の組織図についてはこちらをご覧ください。
コンプライアンス
コンプライアンスは本投資法人の持続的な成長の基盤となります。本資産運用会社は、業務の健全性・適正性を維持し、法令と自主規律を遵守するとともに、投資主やテナントなど多様なステークホルダーの期待と信頼に応えていきます。
コンプライアンス管理体制
本資産運用会社では、コンプライアンス管理組織として、他部署から独立した地位にあるコンプライアンス室を設置しています。また、コンプライアンスに基づく当社の業務の適正・適切な業務遂行のために、チーフ・コンプライアンス・オフィサー(以下「CCO」といいます。)を委員長とし、代表取締役、各部門責任者で構成されるコンプライアンス委員会を定期的に開催しております。
コンプライアンス研修
本資産運用会社では、役職員のコンプライアンスに関する意識の向上を図ることを目的に、社内コンプライアンス研修を定期的に実施しております。
| 目標・KPI | 実績(2024年度) |
|---|---|
| 社内コンプライアンス研修実施:年4回以上 | 5回実施 |
| 社内コンプライアンス研修受講率:100% | 受講率100% |
内部監査体制
本資産運用会社では、経営活動全般にわたる制度ならびに業務の執行状況について公正かつ効率的な執行を確保するため、他部署から独立した地位にある経営企画部を監査担当者とし、内部監査を定期的に実施しています。また、一部の監査業務については外部の専門機関に業務委託を行うことで外部視点による評価を実施しています。
利益相反取引防止措置
本資産運用会社では、利害関係者と取引を行う場合には、まずCCOにて調査を行ったうえで、外部委員(弁護士資格を有する有識者)が出席するコンプライアンス委員会に諮り、遵法性および顧客への不利益防止の観点から当該取引の利益相反性について審議することとしています。
コンプライアンス委員会での可決・承認を得たのち、投資委員会および取締役会の可決・承認を経て実行されます。
リスクマネジメント
本資産運用会社は、資産の安定的な運用と中長期的な価値向上に向けて、実効性のあるリスク管理体制を整備し、継続的なモニタリングを徹底しています。
リスク管理体制
本資産運用会社では、業務運営上のリスク管理と顧客から運用を請け負っている資産の運用リスクの管理を適正かつ効果的に推進するため、CCOをリスク管理責任者とし、コンプライアンス委員会にてリスク評価や対応方針の審議を実施しております。
BCP体制
本資産運用会社では、災害時の初動対応等を定めた「事業継続計画(BCP)」を策定し、毎年見直しを実施しています。BCPに基づき全社員を対象とした安否確認訓練を毎年実施しているほか、当社の入居ビルで毎年実施される消防訓練に継続参加しています。
| 目標・KPI | 実績(2024年度) |
|---|---|
| BCPの見直し:年1回 | 1回実施 |
| 消防訓練への参加:年1回 | 1回参加 |
| 安否確認訓練の実施:年1回 | 2回実施 |